冬になり少し厚手のパジャマを着せるようにした。
それまではかぶりタイプのパジャマだったが、今は前開きボタンタイプ。
頭が通る分はボタンを外して、逃げ回るお兄ちゃんの頭にとりゃー、とかぶせる状態にいつもセットしておいたが…
おいおい、まてよ。
ボタン止めれるようになってもいいんではないか?
いやいや、ボタン止めれないといかんのではないか??
ぼんやり母なので気付くのが遅かった。
3歳3ヶ月。
お兄ちゃんはまだボタンがつけられません!
お兄ちゃん、ボタンつけるのやってみようか。
その声に素直に興味を持ってくれたお兄ちゃん。
「これがボタン、ここに穴があるから通すんだよー。ボタンさんが〜こんにちはぁ♡」
みたいなノリで教え始め…
お兄ちゃんが、
「こんにちはぁ〜」
といいながらやってみるものの…
通らないものだ…
小さな指がつたなく動き。
持ちにくそうにボタンをつまみ。
穴が見えず。
無駄に力が入り。
「かーちゃん、手伝ってぇ!」
イラつき始めたのはお兄ちゃんのが早かった!w
初日はわたしもボタンがついているパジャマを着ていたので目の前でお手本。
ボタンをとめる様子をお兄ちゃんは真剣に興味深そうに見つめていた。
「かーちゃんのでやってごらん?」
そう言うとすぐさま手を出しやってみる。
しかし。
出来ない。
(わたしのパジャマのボタンが少し小さかったのもあるだろうが…)
うーん。
どううまく説明してあげたらいいのかな。
初めてというのは当たり前だが、大人が当たり前にできることが子供にはこんなに難しいものなんだなと実感。
そして自分の説明の下手さよ…
難しい!!
2日目。
お兄ちゃんに声をかけると走って寄ってきた。
本人もやる気。
見えやすく下から順に。
初日の如く歯がゆいが…
上達は多少見える。
やはり、経験というか練習か?
押し込め押し込めといわんばかりに何とか力ずくでボタンを押し込むお兄ちゃん。
穴からボタンが少し顔を出してもそのタイミングがうまくつかめない様子。
ボタンをつまむタイミング、というのか。
穴から出てきたボタンをうまくつかめない。
そうこうしてるとボタンが穴からはずれてしまう。
穴を指でグイグイ広げてみるもののあまり解決にはならず。
お兄ちゃんはすぐに諦めモードで助けを呼ぶ。
ゆっくりやってごらん?とチャレンジさせわたしも少し手を出しつつ全てのボタンをとめる。
見えにくい、というのはなんとなく感じる。
構図は理解してそうだが見えてないというのもなきにしもあらず。
コツがまだつかめない様子なのでこんなものを作ってみた!
フェルトとかで作っている方もいるようですが…
家にあるもので作りたかったわたし。
ハギレを見つけたのでちょきちょき…
ボタンを通すところが切り込みだけではわかりにくいので、黒くラインを塗ってみた。
なんでもいいじゃないか!ただの練習用!
ボタンをつける練習のためだけのもの!!
(はやぶさがおかしな蛇みたいに見えるw)
お兄ちゃんと早速やってみる。
おや…
目の前にあったら案外わかりやすいのか。
パジャマでつけるより多少スムーズにできそうな…
服を着た状態でやるのがわかりにくい感じなのかな…
するりとボタンを通したら嬉しそうにするかと思いきや。
一発で飽きてしまった…(。-∀-)
蛇まがいのはやぶさを指で滑らせ遊び始める…
練習あるのみか…
それでも、目の前で見てやるというのはそれなりに本人にはわかりやすかったように思う。
同時に外す練習もできるし見本があるのは教えるにはいい。
単純作業だけど、口で説明より目で覚える方がやはりいいのかな?
今晩もまたパジャマで練習だ( ˆoˆ )/
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